東京都市大学(旧武蔵工業大学)
水素エンジンバスの公道走行実現
090403
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水素燃料エンジンバス、初の実用化東京都市大と日野自水素をガソリンと同じ仕組みで燃焼する「水素燃料エンジン」を搭載し公道走行するマイクロバスが東京都市大学(旧武蔵工業大学)と日野自動車の共同研究で実現。世田谷、等々力、横浜の3つのキャンパスを結ぶシャトルバスとして毎日、35キロの運行をこのほど開始した。中村英夫学長は「福祉や地域交通など狭い範囲を走るのに適している。今後も研究開発に力を入れ、持続可能な未来のための研究目標に向かっていきたい」としている。
水素燃料エンジンのバスが改造自動車としてナンバー取得するのは日本では初めて。CO2の排出はなく、NOXもゼロに近く後処理なしでディーゼルエンジンのポスト新長期規制をクリアした。
同大学は40年にわたり水素エンジン自動車を研究しこれまでに10台の試作車を開発。今回は研究成果を生かし初めて実用化に成功した。今後、室蘭工業大学の協力で水素タウン構想を掲げる室蘭市内での走行試験も行う。
水素燃料エンジンはガソリンエンジンと同様、空気を取り込む途中で水素を噴射し混合、燃焼室に送り込む仕組み。出力が低下する欠点も技術的にカバーできディーゼルエンジンに近い走行性能を確保した。
燃料の水素は圧縮水素で燃料電池車と同じ高圧タンク6本を天井に積んでいる。圧縮水素を使うので航続距離が延び1充てんあたり200`の走行ができる。充てんは神奈川県内の水素ステーションで行う。