全タク連総会で本田自交局長が講演

090529

 国土交通省の本田勝自動車交通局長は09年5月29日の全タク連総会で講演、同一地域同一運賃制度について「法的には難しい」との見解を改めて示す一方、検討課題として、現行10%幅の自動認可枠の設定や下限割れ審査基準の見直しをあげた。特定地域タクシー事業適正化・活性化特別措置法の地域協議会が策定する地域計画の中で「過度な運賃競争に関する対策」も盛り込むことができるとした。
 同局長は供給過剰対策のほかの重要課題として、運賃制度と地域計画について考え方を説明。@10%の自動認可枠内であれば不当競争には当たらないという考えが妥当かどうかA下限割れ運賃の審査に際して収支率が百%以上でも経営の違法性や不当性があるかどうかを判断基準に追加できないか――など検討している状況を示した。
 供給過剰対策では「新規参入などの審査基準を整理し、実施に向けて準備していきたい」と述べた。法案の審議動向にも触れ「衆議院通過のメドも立っていないのが現状。一刻も早く成立し、施行できるようお願いしたい」と強調した。

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