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こちら交通政策担当

第8回:埼玉・飯能市 市民生活部生活安全課交通政策室

路線バスの座席を満杯に  ---営業所撤退問題機に設置


 埼玉県飯能市は、都心から約50キロメートル圏内の埼玉県南西部に位置し、市域の約76%を山林が占めています。駅を中心に3社33系統の路線バスとJR、私鉄が通り、比較的充実した公共交通が整っています。しかし、平成23年度の国際興業バス飯能営業所の撤退問題を機に市の公共交通に対する考え方は一変。危機的な状況を前に交通政策室が設置され、平成30年3月「飯能市地域公共交通網形成計画」を策定しました。現在は室長と担当者の2人体制で計画の推進に日々取り組んでいるところです。
 計画の両輪は「路線バスの利用促進事業」と「小さな移動手段の導入」。市長が命名した「路線バス座席満杯作戦!」では年間1人プラス3往復を目標に掲げ、バスの乗り方教室やノーマイカーデーなどを実施しています。また、吾野・東吾野地区では地域のNPO法人が県内2列目となる交通空白地有償運送の実施に向けた準備を始めています。赤字路線の沿線地区では、地元の皆さんが新たな利用者の確保につなげるため積極的にイベントを実施するなど、担当者として市民の方々の意識が少しずつ変わってきていることを感じています。今後も交通事業者や地域の皆さんと一体となって、おでかけが叶うまちづくりを進めていきます。



写真説明
右から佐野敬子室長、井戸入大輝氏(国際興業バス「市役所前」バス停前で)


■プロフィル■
担当セクション名: 市民生活部生活安全課交通政策室
人数: 2人(室長1人、担当1人、2人ともバス通勤!)
責任者名:交通政策室長=佐野敬子
市政:埼玉県飯能市は県南西部に位置し、東京都青梅市、奥多摩町にも隣接している。人口は約8万人、行政区域面積は1万9305ヘクタール。
市内には、今年11月9日に北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」がオープン。来年3月16日にムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」がオープン予定。また、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」も北欧を感じられる施設として人気がある。



【2018年11月26日付 掲載】


飯能市
https://www.city.hanno.lg.jp/


こちら交通政策担当:バックナンバー

本紙に毎月連載中。
地域公共交通分野で交通事業者、市民らと一緒に取り組む地方自治体の交通政策担当。
市民の足を影で支える存在である担当者の皆さんに、活動を紹介していただくコーナー。

 第8回:埼玉・飯能市 市民生活部生活安全課交通政策室
 第7回:京都・宇治市 都市整備部交通政策課計画係
 第6回:静岡・浜松市 都市整備部交通政策課
 第5回:群馬・前橋市 政策部交通政策課地域交通推進室
 第4回:東京・葛飾区 都市整備部調整課交通計画担当係
 第3回:栃木・鹿沼市 市民部生活課交通対策係
 第2回:福岡・直方市 産業建設部商工観光課公共交通係
 第1回:埼玉・所沢市 経営企画部企画総務課交通政策室



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